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電車の中で読み終える

昨日今日とで2冊の本を読み終えました。

まずは京極夏彦の「魍魎の匣」(講談社文庫)シリーズ第一作「姑獲鳥の夏」を読んではまってしまいました!

2作目は1048頁!すごい分厚い!なのに、続きが気になって止まらず一気に読む。エノさんの直ぐ寝てしまうところとか、京極堂に好きな事を言えるって言うところに妙に好感を持ってしまう。前作でもそうだが、オチのすごさに卒倒しそうに!最高に面白いです。 シリーズ物のミステリーにはまると大変なんだけどなぁ(汗)残り、6作読みますよ!

そして、今日読み終わったのは長野まゆみ「八月六日上々天気」(河出書房新社)今も余韻に浸り中。

少し古い時代の話が心地いい。昭和16年から20年頃。女子学生の生活に友達との会話、言葉遣いは美しくて、描写される風景は何故か懐かしく目に浮かぶ。 (”古い日本の絵はがき展”を細見美術館に見に行った時には、こんな言葉遣いのハガキが展示されていました)

悲しい事実の描写は全くないですが、新婚の夫が直ぐに志願。その夫の居る呉が空襲にあったり、可愛がっている従兄弟が8月6日に広島へ向かったり。多分・・・予想される事実を主人公の珠貴は未だ気付いていない。

短い小説ですが、心に深く残る。切ないお話。長野まゆみ良いですね。