今日の「義経」のタイトルです。
殆ど終わり間近に見たのですが、丁度静が舞うシーンでした。
吉野で義経と別れた後、静は捕まり鎌倉に連れていかれます。
義経の子供をお腹に宿していたのですが、生まれた赤ん坊は男の子だった為に命を奪われます。鶴岡八幡宮にて奉納舞を、頼朝の前で舞います。
吉野山峰の白雪踏み分けて入りにし人のあとぞ恋しき
(吉野山の白雪を踏み分けて消えた人だけが恋しいのです)
しづやしづ、しづのをだまき繰り返し昔を今になすよしもがな
(「しずや、しず」と おだまきのように私の名を繰り返し呼ぶ、そんな昔が今であったらどんなに良いことか)
頼朝の前で義経への思いを毅然と歌い舞う潔さ!とにかく、石原さとみの目を見ただけで悔しい思い、恨みに思う気持ちがすごい迫力で伝わってきました。彼女の目の演技がすごかったです。もちろん舞も美しかったです。義経と一緒に過ごしていた頃の優しい表情とは打って変わっての演技に参りました。
ここに画像など→さとみ日記