見ず知らずの亡くなっていく多くの人々の死を
悼んで歩く「静人」
亡くなった人は、誰に愛され
また誰を愛したか
どんなことで人に感謝されていたか
この3つを人に尋ねて
誰の死をも平等に悼んでいく
その人が生きていたコトを覚えていて欲しい
たくさんの死を覚えていたい
死は人によって違うのが耐えられなかった静人の
気持ちが解る気がします・・・
母の自分の病気(死)への向かい方
記者、蒔野が静人と関わって少しずつ変化していく様
蒔野と父親の関係
許すと言うことと許されること
母が蒔田に問うた「あの子(静人)と出会って、あなたはどう感じたのか」
静人と歩くようになった女性が
執着の愛から、愛しているから執着を捨てるまでの道のり
みんなにも読んで欲しいと思った本です[E:confident]