「明日の記憶」
これはダンナと観ようと決めてたので、一緒に見に行って来ました。
配偶者が、若年性アルツハイマーになったとしたら・・・
病気の兆候に気付きだした時の気持ち、病院での検査と結果。
仕事のけじめ、夫婦向き合う生活。
そして、病気の進行・・・
自分たちに起こったとしたら・・・と思って観てました。
一緒に過ごしてきた時間が消えてしまうとしても、それでも生きてるだけで
良いんだって思える強い自分で居られるか。夫婦って、これから続く人生を、
ずっと一緒に過ごしていく相手なんだって実感。
辛いことも楽しいことも、悲しいことも、嬉しいことも、苦しいことも、2人で。
大滝秀治のボケた老人役、良い味出てました(笑)
あと、野焼きの時の熱燗と焼いた芋?美味しそうでした。
「ナイロビの蜂」
純愛物でした・・・妻テッサが死んでから、彼女について
もっと深く知ろうとする夫ジャスティン。
生前、妻が熱心だった慈善事業の内容を調べていくうちに、恐ろしい
国際的陰謀が絡み、命を狙われる状況に。家に帰れと言われたジャスティンは、
「妻が家だった、もう帰る場所は無い」と。
ジャスティンが妻の足跡を辿り、どんどん彼女に近づいていく。
昔、テッサが「あの3人だけでも救えるのに!」と言った時に、
それを拒否したジャスティンが、叫んでいたのは「あの子1人だけでも救えるのに!」
ジャスティンが迎える最後、お互いを思い合う気持ちに、テッサの行ってきた活動に感動しました。