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妖怪旅日記

多々良勝五郎先生と沼上蓮次にそっくりな実在の人物、妖怪研究家の多田克己と伝説・妖怪研究家の村上健司と京極夏彦共著の本です。妖怪三馬鹿が牛祭りを見学したり、魔王の木槌を触ったり、東北合宿の話や奇石奇岩に神社めぐりをする旅日記。もーどこから読んでも「今昔続百鬼―雲」です!

因みに多田氏、村上氏が多々良、沼上のモデルかと思ってたら間違いでした!

京極夏彦が本の最後に書いてたんですが、ずいぶん前から多々良、沼上のようなキャラを考えてたそうです。

そして後から、自分が想像していたのとピッタリ重なるお2人に出会われたのだとか、これはビックリしますよね!

そして想像で書いてる話なのに、2人がそれを読むと、何でこんなことまで知ってるんだと思うようなコトがあるそうです。多田氏との会話は、挨拶代わりに付喪神。盛り上がってきて御霊信仰。一息入れて豆腐小僧。別れ際に蘇民将来って方だそうで、ホントに小説の多々良先生そのもの(笑)