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「姑獲鳥の夏」ついに見ちゃいました

先日見てきました!前評判は色々聞いてたんですが、私はダメでした^^;これから見るって方は読まないで下さいね。あの長編を2時間にまとめるのは無理だったのかなぁと、それにあの空気感は表現するの難しいですよね。

実相寺昭雄監督なだけに「怪奇大作戦」って感じ。目眩坂はでこぼこ道でしたが、私のイメージはもっと普通の(もちろん舗装してない)坂道だったんですけど、あれじゃあ目眩がして当然です!(あれは山道です!)

あのカメラワーク、ぐるぐる回されたら目が回ります、酔いましたもん。それにあのスポットライト!お芝居みたい。私の中では京極堂の店は平屋で2階部分なんて無いし、でも畳の部屋はイメージ通りかも。あとお茶を飲むシーンは必要でしょ!とか思ったのは私だけでしょうか^^;話を無理矢理進めすぎて、気が付いたらこんなとこまで進んでるやん!って言うくらい。謎解きはひたすら京極堂の語りで進んでいくんだけど、大事な事がいっぱい抜けてるようで、映画だけ観ても面白くないんじゃないかなぁと思いました。期待しすぎるとダメなんでしょうね。自分のせいか・・・ホントは黒ずくめの衣装で登場ってシーンで紫の着物に赤い襟が見えていて、鼻緒まで赤って!安っぽい感じに見えます。小説では、京極堂登場のシーンは見せ場!って風でしたんですけどね。

関口がしゃべらなすぎ。本では主人公だったか位に彼が中心に進んでいた話が、映画では誰が主人公でも無いような感じで。もちろん京極堂なんでしょうが・・・お腹が裂けるシーンは、もっとソレらしくして欲しかったですね。

あれって血がほとばしったんじゃなくて花火かと思いましたよ!続編あるみたいですね、頑張って欲しいです。

(そうそう、いしだあゆみ怖すぎ!彼女が妖怪でした)

ちなみに先に見た韓国映画「マラソン」はなかなか良かったです。